唐突ですが、誰かを悲しませずに死んでいくことはできないのかもしれない。って
感じるような夢を見ました。さっき。
どんな夢かというと、ドラマ仕立てな感じで…
夢の主人公は男性なんだけど、ある女性と将来の約束をしていているんだけど、
倒れてしまう。女性は必死の介抱をするんだけど男性は夢の中の住人に。
夢の中で男性は恋人の女性ではない、金髪碧眼のモデルのような女性に介抱されていて
記憶を失くしているので戻す手伝いをしてほしいと頼み、女性もそれを承諾してモデル
女性と男性は夢の中で一緒に過ごすことになった。
モデルの女性ははじめ友人のように過ごしていたが、だんだん心惹かれるようになって
男性を好きになってしまった。男性もまた、記憶が少しずつ戻る度にモデル女性に感謝
して好きになっていった。現実の方ではずっと介抱してる女性がいることは忘れたまま
……。男性は夢の中の女性に将来を誓った。モデル女性も快く受け入れた。
その時、夢の中の女性の部下が「現実世界で男性をずっと介抱してる女性がいる」と
いうことを伝え、男性が好きな花を抱えていた。男性はその花を見てすべての事を
思い出し、ここが夢の世界で現実に戻らなければならないことを理解した。モデル女性
は悲しんだけどどこかでそれを分かっていたのか、無理に男性を引き留めなかった。
モデルの女性はそのまま霧のようにぼやけて消えて、男性は現実に戻って行った。
男性が目を覚ますと、黒髪の普通の女性がいた。彼女は大げさに喜んだりしなかったけ
どそれから男性が死ぬまでそばを離れなかった。
男性の葬式は彼が好きだった花を参列者がそれぞれ抱えて、見渡しのいい丘を登って
いた。参列者には女性の事を思っている友人男性の姿もあった。
その友人の顔ですら曇ってて悲しそうにしていたけれど、空はとても晴れていて
女性の薬指の指輪も輝いて、その手に抱えられている花は歩くたびに揺れていた。
…そんな感じの物語でした。
忘れないうちに書けて良かった。
なんでこんな夢を見たのか、謎。夢だからすべて謎だけど…。
考えれば考えるほど分からなくなっていきそうなので、ここで終わります。
εiз