白木蓮の庭

あの日を思い出して。

8月20日 晴れ 「自分を磨く165日。」

唐突ですが、誰かを悲しませずに死んでいくことはできないのかもしれない。って

感じるような夢を見ました。さっき。

 

どんな夢かというと、ドラマ仕立てな感じで…

夢の主人公は男性なんだけど、ある女性と将来の約束をしていているんだけど、

倒れてしまう。女性は必死の介抱をするんだけど男性は夢の中の住人に。

夢の中で男性は恋人の女性ではない、金髪碧眼のモデルのような女性に介抱されていて

記憶を失くしているので戻す手伝いをしてほしいと頼み、女性もそれを承諾してモデル

女性と男性は夢の中で一緒に過ごすことになった。

モデルの女性ははじめ友人のように過ごしていたが、だんだん心惹かれるようになって

男性を好きになってしまった。男性もまた、記憶が少しずつ戻る度にモデル女性に感謝

して好きになっていった。現実の方ではずっと介抱してる女性がいることは忘れたまま

……。男性は夢の中の女性に将来を誓った。モデル女性も快く受け入れた。

その時、夢の中の女性の部下が「現実世界で男性をずっと介抱してる女性がいる」と

いうことを伝え、男性が好きな花を抱えていた。男性はその花を見てすべての事を

思い出し、ここが夢の世界で現実に戻らなければならないことを理解した。モデル女性

は悲しんだけどどこかでそれを分かっていたのか、無理に男性を引き留めなかった。

モデルの女性はそのまま霧のようにぼやけて消えて、男性は現実に戻って行った。

男性が目を覚ますと、黒髪の普通の女性がいた。彼女は大げさに喜んだりしなかったけ

どそれから男性が死ぬまでそばを離れなかった。

男性の葬式は彼が好きだった花を参列者がそれぞれ抱えて、見渡しのいい丘を登って

いた。参列者には女性の事を思っている友人男性の姿もあった。

その友人の顔ですら曇ってて悲しそうにしていたけれど、空はとても晴れていて

女性の薬指の指輪も輝いて、その手に抱えられている花は歩くたびに揺れていた。

 

…そんな感じの物語でした。

忘れないうちに書けて良かった。

なんでこんな夢を見たのか、謎。夢だからすべて謎だけど…。

考えれば考えるほど分からなくなっていきそうなので、ここで終わります。

 

 

 

 

 

 

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