今日は一人カラオケに行ったけど、自分のためだけではなく
どこかで届いてくれるといいなと思いながら、まだ見ぬ誰かに向けて歌いました。
楽しかったです。
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耐熱グラスの中の水。
静かで揺れることが無い今の気持ちのようで、楽しい。
濃霧の報せが街中に響くとき
またこの季節が巡るのだと遠くを見ようとする。
「鳴神の少し響みてさし曇り 雨も降らぬか君を留めむ」
私の好きな和歌を思い出していると
さざめく雨粒が彼らを隠すように降り注ぐ。
逃げるように家へ帰る人 好機とばかりに外へ躍り出る人
ただそこにあるのは静寂な密度の空気だけ。
舞う花弁ですら隠される夏の産声を上げるのは他ならぬ鮮やかな色。
見紛うことのない光の色。
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なんとなく気持ちが向いたので、詩を一つ編んでみました。
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