両親と映画を見ました。
ドロドロしすぎてなくて、笑いあり涙あり、とても楽しく見ました。
見ている間は嫌なこと心配なことから離れて、一人になれるなーと感じていました。
今日は昼に晴れ間が見えました。
とても暑かったし、今も暑いです。
雲の切れ間に青空を見て、その様子が何かを名残惜しんでいるかのように思えました。
勝手な想像だとしても。
亡くなっていった大切な友達や原爆で亡くなったたくさんの人達に静かに祈りました。
広島は修学旅行で1度行ったきりだけど、原爆ドームのある辺りを見学で歩いたことを
今でも覚えています。きれいな公園だなと思いました。
75年も経ってしまうと戦争を経験した方々が減っているから、彼らが体感した恐怖が
正しく伝わりにくくなってきているのかもしれません。
私も両方の祖父母はすでに他界しているので、より深く聞こうにも、もう聞けません。
ただ、語りつくせないほどの苦しみや、飲み込むしかない悲しみがあるんじゃないかな
と思っています。
私達に繋がるまでの命があったから、こうしていられるんだろうな。
例え今、死を選ぶほかないと考えていても、誰でも良い、何でもいい、頭おかしいかも
って思われたって、その胸の内を開いて伝えて。
銀幕の中で踊る俳優の姿を見ながら、そう思いました。
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