さっきまで、テレビの映画を観ていました。
「ピーターラビット」という作品です。
私の好きな絵本の一つが、実写とCGと現代アレンジで元気に動き回っていました。
見たいなぁと思いながら見れなかった作品でした。
お話はさっき放送されていたので割愛するとして…(笑)
盛大な喧嘩をした者同士でも、友情と愛情で一件落着する様は見ていて夢中になり
ました。てかピーターが可愛い。生意気だけど^^
ちなみにピーターのぬいぐるみが私の自宅にあります…。
たしか…ポイントを貯めて交換したんだっけな?可愛かったので黙々と集めてました。
映画の中で、聴き覚えのある音楽がたくさん流れていました。
そこで初めて「映画に使われていたのか!」と改めてその音楽達が好きになりました。
ピーターといえば、故郷で英会話を教えてくれていたピーターのことを思い出します。
彼はうさぎじゃないですよ。一応ね。
…私はピーターと会話をするのがとても楽しくて、英会話教室は珍しくサボりませ
んでした。絵の付いたのカード(カルタみたいな)をテーブルの上に広げて
「パトカーは何でしょう?(英語)」と質問するので、教室のみんなと早いもの勝ちで
カードを取るんです。
そして、それが身についてきたら逆に絵の付いたカードを手に持って
「このカードは何というの?(英語)」と質問をするから
一番に手を上げて「電話!!(英語)」と答えたりしていました。
彼の教室では部屋に入ると日本語は使えません。
みんなそれぞれに会話を覚えてくるようにしなければ、交流ができないのです。
でも、それは授業の範疇ではあまりメインではありませんでした。
授業の内容は、とにかく先生のピーターの質問やレクリエーションに取り組んで
生徒達との交流をするものが中心。好奇心が強くておしゃべり好きな私は、ピーター
という外国人を通して「外」への興味や言葉や、彼の国イギリスへの憧れを強くし
ていきました。
私も、小学生の割には結構英語ができるようになり、時々日本語と英語が混じる
不思議な言葉を話したりするようになっていた頃、ピーターがイギリスに帰るので
みんなで1泊2日だったかな…英語合宿する事になりました。
もちろん、ピーターが大好きな私は参加したいとお願いして、友達と一緒に参加。
隣町の、湿原を見渡せるペンションに7~8人の子ども達とピーターで過ごしました。
ピーターは歌うことが好きな人で、キャンプも好きな人でした。あと石も好き。
日中では何をして過ごしたか忘れてしまったけど、日が暮れてから焚き火の素材で
火を起こし輪で囲み、マシュマロを焼いたりカレーを食べたり、なぜかフライパンに
米?を入れてカラカラにしていたりしてたけど、突然ギターとハーモニカを持って
きました。それから焚き火の前で座ってギターを弾き始めたんです。
どんな旋律だったのか、もうメロディーは忘れてしまったけど…なんだか不思議だけど
優しい演奏だったと思います。みんなが目を丸めて耳を立てて聴き惚れたあとで
何曲か童謡を演奏してみんなで一緒に歌いました。
パンプキン?インディアン?の数え歌とかロンドン橋とか、きらきら星とか…。
何度も何度も演奏してもらい、みんなで歌っていました。
私がアコースティックギターの音色が好きなのは、ピーターのおかげかも。
英語を始め外国語に興味を持ったのも、ピーターのおかげです。
それから約10年後、私もイギリスへ旅行に行くんですけどね。それはまた別のお話。
εiз
元気にしていると良いなぁ。