白木蓮の庭

あの日を思い出して。

7月30日 曇り TV 「自分を磨く571日目」

さっきまで、テレビの映画を観ていました。

 

ピーターラビット」という作品です。

私の好きな絵本の一つが、実写とCGと現代アレンジで元気に動き回っていました。

見たいなぁと思いながら見れなかった作品でした。

 

お話はさっき放送されていたので割愛するとして…(笑)

盛大な喧嘩をした者同士でも、友情と愛情で一件落着する様は見ていて夢中になり

ました。てかピーターが可愛い。生意気だけど^^

 

ちなみにピーターのぬいぐるみが私の自宅にあります…。

たしか…ポイントを貯めて交換したんだっけな?可愛かったので黙々と集めてました。

 

映画の中で、聴き覚えのある音楽がたくさん流れていました。

そこで初めて「映画に使われていたのか!」と改めてその音楽達が好きになりました。

 

 

 

ピーターといえば、故郷で英会話を教えてくれていたピーターのことを思い出します。

彼はうさぎじゃないですよ。一応ね。

…私はピーターと会話をするのがとても楽しくて、英会話教室は珍しくサボりませ

んでした。絵の付いたのカード(カルタみたいな)をテーブルの上に広げて

「パトカーは何でしょう?(英語)」と質問するので、教室のみんなと早いもの勝ちで

カードを取るんです。

そして、それが身についてきたら逆に絵の付いたカードを手に持って

「このカードは何というの?(英語)」と質問をするから

一番に手を上げて「電話!!(英語)」と答えたりしていました。

 

彼の教室では部屋に入ると日本語は使えません。

みんなそれぞれに会話を覚えてくるようにしなければ、交流ができないのです。

でも、それは授業の範疇ではあまりメインではありませんでした。

授業の内容は、とにかく先生のピーターの質問やレクリエーションに取り組んで

生徒達との交流をするものが中心。好奇心が強くておしゃべり好きな私は、ピーター

という外国人を通して「外」への興味や言葉や、彼の国イギリスへの憧れを強くし

ていきました。

 

私も、小学生の割には結構英語ができるようになり、時々日本語と英語が混じる

不思議な言葉を話したりするようになっていた頃、ピーターがイギリスに帰るので

みんなで1泊2日だったかな…英語合宿する事になりました。

もちろん、ピーターが大好きな私は参加したいとお願いして、友達と一緒に参加。

隣町の、湿原を見渡せるペンションに7~8人の子ども達とピーターで過ごしました。

ピーターは歌うことが好きな人で、キャンプも好きな人でした。あと石も好き。

 

日中では何をして過ごしたか忘れてしまったけど、日が暮れてから焚き火の素材で

火を起こし輪で囲み、マシュマロを焼いたりカレーを食べたり、なぜかフライパンに

米?を入れてカラカラにしていたりしてたけど、突然ギターとハーモニカを持って

きました。それから焚き火の前で座ってギターを弾き始めたんです。

どんな旋律だったのか、もうメロディーは忘れてしまったけど…なんだか不思議だけど

優しい演奏だったと思います。みんなが目を丸めて耳を立てて聴き惚れたあとで

何曲か童謡を演奏してみんなで一緒に歌いました。

パンプキン?インディアン?の数え歌とかロンドン橋とか、きらきら星とか…。

何度も何度も演奏してもらい、みんなで歌っていました。

私がアコースティックギターの音色が好きなのは、ピーターのおかげかも。

英語を始め外国語に興味を持ったのも、ピーターのおかげです。

 

それから約10年後、私もイギリスへ旅行に行くんですけどね。それはまた別のお話。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

εiз

元気にしていると良いなぁ。