白木蓮の庭

あの日を思い出して。

6月20日 雨 「自分を磨く226日。」

雨の父の日ですね。

 

自分の父に何か言うとしたら……。

いつもありがとうのほかに「無理しすぎないでね」という言葉も贈りたいかな。

今年の始め、神経痛なのか一時的に車いすになった父を見た時は…何とも言えなくて。

田舎のへき地に住んでるもんだから、無理はしないでほしいものです。

まだまだ、実際若いのだとしても確実に老いてはいて、気持ちを若く持っていたくとも

それじゃどうしようもないものあるよ。

車に乗ってるときの判断とか。たまにヒヤッとしちゃうね。

 

だけど、車と矢沢が好きな父に育てられて、暇だった子供時代ではなかったと思う。

父は海の仕事もしていたから、私が小さい時はたまにしか帰ってこなくて

帰ってきてしばらく家にいるときはいつも遊んでくれたと思う。

おままごとのおもちゃとか変なバネのおもちゃとか買ってくれたこともあったけど

すごく楽しかったのは、父の腕にぶら下がって振り回されること。

たかいたかいしてもらうと、天井に頭ぶつけるほどたかいたかいされたりとか

そういう遊びが楽しかったです。

眠るときも父は面白かった気がします。

私や弟を寝かしつけるとき、絵本を読んでくれることが多かったんだけど

父はその物語をアレンジして面白おかしくしてしまうんです。

いつものお話じゃなくなって楽しくなって笑ってしまい、寝るどころじゃなくなって

母が渋い顔をしていたのが何となく思い出されます(笑)

 

子供のころから接している父も、私が生まれたから父になったんだよなぁ…。

小さかった私から見た父と、大きくなってから見る父は

いい意味で変わったと思います。

 

若干23・4歳で父になるって、やっぱり若い方だよね。

裕福ってわけじゃなかったのに3人の子供を学校に出して…。

父の働きと母の節約がなかったら、今の私はいなかったなぁとしみじみ思います。

 

だからお父さん、いつもありがとう。

だけどあまり無理しないでね。

 

 

 

 

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