言葉って、本当に力があるなぁと思えた日でした。
発する人の人となりや声帯を震わせる音が影響するのももちろん、言葉そのものにも
温度や感情が宿っているなと痛感しているのです。
例えばこちらが正直に発した感想に、相手がすごく感謝してくれるとか。
もちろん感謝が欲しくて言ったわけではなかったので、思った以上に喜んでもらって
嬉しいけどほんの少し照れくさくなってしまいました^^
その女性は、それまでに結構落ち込むことがあったそうです。
だけど私が発した言葉によって「励まされた」と笑顔になってくれました。
笑顔は誰でも素敵です。
見ているとそう思います。
…ということは、私の笑顔はどうなんだろう?
「すてきだよ」と、言ってくれる人がいてくれるとは思うけど…まぁ、今になって
みれば『悪くもないのかな』など思えるようになりはしたんですが。
私は自分の笑顔というものが好きではありませんでした。
笑うとからかわれると言うかそんな感じで…思春期に笑わなくなったと思います。
そして表情を変えずに居ると「怒ってるの?眠いの?」と聞かれる始末で^^;
……笑顔に自信がない。のではなく、自分の笑顔が嫌い。だったの。
とても醜い自分を晒している気がして。
家族が「笑うと可愛いのに」と言ってくれてたけど、それほど笑わなくなってた。
それがね、ある時「笑顔が可愛いね」と言ってくれた人がいて。
内心「何を言ってるんだこの人」と動揺したのだけど、その人も笑顔が可愛かったので
怒る気にはなれませんでした。でも気持ちの隙を見せたくなかったから、すかさず
服の柄や帽子の自慢をしなくてもいいのにしていました。
今思えば~…恋に落ちたんだろうなぁと思います。
ちょっと脱線しましたが^^
たった一言、されど一言。…人から発せられた言葉と温度だけじゃなくて
例えば「笑顔」「が」「可愛いね」という組み合わせの持つ力が、当時の私の心を
大きく動かして、あたためるのに絶大だったことにもあるように
こう、文字化するといえばいいかな?
いったん抑揚も感情も感嘆符や疑問符なしでは、伝わらなさそうだけど
なぜか伝わる「もの」がそこに現れるというか…。
うまくまとまらなかったけど「言葉を出す」ということって力が必要で「言葉を使う」
種族の私達はそれを『武器』にも『盾』にも『平和』にも使うことができるから、
実はすごい存在なんじゃないかな?と思いました。
εiз
なんかじゃんけんみたいだねw