白木蓮の庭

あの日を思い出して。

1月8日 晴れ

今日は成人式みたいですね。昨日のところもあったかな?

 

私は毎年のように車で運転する人についてここに書いてたような気がするけど、今回も

運転のことなどについて書こうかなと思いました。

 

 

 

私は幼馴染を交通事故で亡くしています。

親友というほどではなかったけど、保育園から高校卒業までずっと同じ学校に通ってい

てクラスも同じでした。初めて友達になってくれた人で、初恋の人でもありました。

 

彼は、高校を卒業して間もない夏に、勤務先への通勤中にバスと正面衝突をして即死し

ました。原因は運転中にスマホなどを触り、脇見運転をしたことによるものだと言われ

ています。

これを読む中に、もしかしたら免許を取得している人がいるかも知れませんね。

 

慣れというものは恐ろしいです。

忘れてはいけないことも、いつか忘れます。

友達が死んでいくのを、案外若い時から体験してるのが私だけじゃない。とはわかって

いても、彼らと年齢が離れていくことの虚しさが年々薄らいでいくのも、時間というも

ののお陰なのか、せいなのか…。

 

それでも、私は車の免許を取ろうとは思わないです。今でも。

車がないと不便な地域に住んでいるけど、それでも。

あんなに父の車の運転席や祖父母の庭にあったショベルカーで遊んでいて、いつか、当

然のように私も車を運転して遊びに出かけて楽しく過ごすんだろうと思っていたけど。

(父の車はエンジンかけるまで。ショベルカーは私有地だったので親の目があった)

 

乗り物は好きだけど、やっぱり私は友達を永遠に奪われてしまったから、どうしても運

転しようとは思えないです。

「ドライブで◯◯まで行ったよ~」「この部分はどーのこーの」……

と話を聞くと、とても羨ましいですけどね^^いいなぁって。

そういう私も、いつか変わるのかな?

期待はしていないです。

 

私の身近なところで、PCやスマホなど…機械はたくさんあります。

頼って生きてるし、個人的に機械というものが難しくても好きな方だと思っています。

そしてそれに「利用できる範囲」があって、それが人を助けるのにも、命を奪うものに

でも使うことができる強い力を持っているものだとしたら…私はその力を制御し続ける

のは難しいと感じています。

もしかしたら唐突に「あっ」と嫌になって、自分を殺しかねない。私ならね?

 

そういうのもあって、私は免許すら取ろうとしていません。

 

時々、免許もない私を知って、笑う人がいます。

でも、もう、今ではこういう場所以外では話すこともしません。

そういう人たちは、いつかきっと自分の運転にヒヤリとさせられるから。

 

 

 

…そう思い返すと、バーテンダーなんて酒好きの運転手にはまるで悪魔のような仕事を

していましたね。私。…まぁ、車に乗ってこなきゃ普通の店なんですけどね。

 

いいですか?

決してお酒を飲むなら運転してはいけませんよ。

自分だけじゃなく、家族も職場も失うことになりますから。脅しじゃないです。

 

あれは悪魔の飲み物です。

きちんと契約を交わさなくてはならない…人間の扱えるものではないのです:)

…本当に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

εiз

法が禁止しているからでは理解できない人へ;p